天気が良い日、本土寺へ出かけました。お正月や節分の時には拝観料が無料ですが、この日も無料でした。カメラを持った人が多かったです。無料を知っていて来てるのですね。

紫陽花、花菖蒲、楓、桜と紅葉や花が有名なのですが、本土寺には秋山夫人のお墓があります。参道脇にあったものを水戸黄門が訪れ、立派な墓を本堂の側に建てました。水戸光圀は時代劇で有名ですが、本当にいい人だったのです。

千葉ですが、旧水戸街道(国道6号)から入るところの石碑からが本土寺の参道。

今回は紫陽花の季節なので、庭園の写真がブログ記事の中心になります。

秋山夫人(下山殿)は武田家の家臣秋山虎康(とらやす)の娘で、名を「お都摩(おつま)」といいます。武田家が滅んだ後、15歳で徳川家康の側室になります。二人の間には、5男信吉が生まれます。

信吉は母の死後、見性院が養育しました。本能寺の変の際、家康と同行していた途中で、別の道に行って亡くなった穴山梅雪。穴山武田家の後を継ぎ武田信吉と名乗りました。

日蓮宗のお寺で、歴史は更に深いところからあります。お近くを通った際には是非訪れてみてください。

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