あまりしたく無い話題なのですが、現在まだ今までの普通のことが進行していると思います。

光熱費やガソリン代、食費など様々なものが値上がりして、残業代は最近もらえてない。生活が大変になってしまったという感じです。

で考えて、世の中お金かという問題。そうですが、世の中お金だと思う人とは、また云っていることが違います。

信用なのです。そこも、云っていることは、お金は信用なのです。

中央銀行が紙にインクをつけて刷ればいいというのは、ある程度までの話。ある程度までとは、信用があるところが上限なんです。(正確には借金である国債を、刷ったお金でどこまで買えるか。借金の上限なんですけれど。)

昨年、佐渡金山に旅行しました。

人類が5000年の歴史を歩む中で、長いこと金や銀がお金でした。紙幣になったのはいたって最近の話で、紙幣になって最初の頃は金に裏打ちされていました。

徳川家康の所領になった1601年に佐渡の金脈は発見されています。希少価値の高い金は、掘り当てれば掘り当てるだけお金になるのですが、採掘の最盛期は江戸初期の元和から寛永年間。取りつくすと、金の含有量が低く河原に捨てられたくず石から金をとりだすようになります。江戸中期にはもうほとんどとれなくなってしまいます。金の方も、稼ぎ終わるとなくなってしまいます。

宗太夫坑 江戸金山絵巻

それから、100年以上の時を経て明治維新を向え、技術革新、火薬採掘や削岩機、揚水機などの西洋近代的技術を用いて金が採掘され、再び増産されます。それも段々と取りつくされ、昭和初期ごろは、金以外の銅が採掘されるようになって、大戦後の1952年にはほとんど採掘されなくなります。

道遊坑 明治官営鉱山

お金を沢山使う人たちの都合で、金銀と関係なく紙幣が刷られるようになったわけですが、どこまでもお金が刷れる分けではないです。金の保有量に換算してか、というと金は地球上の希少金属であったから故に、通貨になり得たのです。現在の紙幣の量は増え続けています。そして人類には革新的なことをする人たちが現れています。

地球は水の惑星。海洋と陸地の割合は7:3です。自分たちが掘り当てたものの値段が下がるので、できるだけ公表しないでしょう。

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