

霞ヶ浦では、かつて漁が盛んでした。日本人も最近より前は淡水魚をよく食べていました。
高瀬川の帆をヒントに、明治13年風の力を利用して網を引く帆引き船が開発されます。
帆引き船は最盛期には900艙もあったといわれます。昭和42年のトロール漁開始により行わなくなり、その後は観光船として復帰しています。

淡水のお魚が泳いでいる、霞ヶ浦市水族館にやってきました。
その前にかすみキッチンでお食事。

普段、淡水魚をよく食べているのかと思いますが、水族館の水槽の中をニジマスが泳いでいます。スーパーにも並ぶレインボートラウトです。
この魚って世界的にあちこちに広がっている外来種の魚です。ニジマスだと日本の名前と思ってしまうのですが、日本には外から入ってきたものでいっぱいです。
霞ヶ浦で捕獲されたことがあるものにもびっくりです。
一番印象的だったのが、夜行性で、尾ビレと腹ビレが一体化した幽霊の姿。ブラックゴースト。名前の通りな気がします。

キャビアで有名なチョウザメも淡水の魚。サメの仲間ではなく、古代魚です。まだ食べたことがないのですが、美味しいし、コラーゲンやヒアルロン酸を多く含み体にもいいということ。
保護・連携ゾーン、外来生物ゾーン、在来生物ゾーンのコーナーの水槽にいろいろと泳いでいます。在来の小さな魚たちで、実際に取れる魚を観察して、勉強しました。小さくて、水槽のガラスに光が反射してしまいました。

外に出ると暑く、強い日差しで、日陰では猫が片目を瞑っています。
夕方まで近くの名所を巡り、その後魚釣りをしました。












