平成3012月度「朝の懇親会」議事録

日 時: 平成301215日 9301200

場 所: 柏パレット3

出席者:大西、芝田、佐藤(正)、今田、小渕、山田、川端(啓)、野口、前中、川崎、大平、川端(俊)、渫口、吉道、柳川、岩田、原、辻(和)、辻(久)、

今村、阪口、以上 21名 (敬称略、順不同)

             司会 川端副ブロック長 

1.      開会の挨拶(川端副ブロック長)

おはようございます。これより今年最後の朝会を始めます。今日の講演は、原さん、今村さん合同での「人工知能AIを持つ愛犬のご紹介」という演題を予定していますのでご期待ください。

では、いつものように各自35分程度の近況報告をしていただきたいと思います。

2.      近況報告

 主な事項を列挙すると、

人材育成基金による留学生が帰国後会社を経営、感謝しているとの大学ニュース、75歳以上が受ける運転免許証更新時の認知症テスト、実技の紹介、東葛ブロックゴルフコンペ成績、次回コンペの紹介、作業中の事故経験談、自身や親族などの病気報告及び注意喚起、来年度のブロック活動計画の報告、房総地方の親睦旅行計画、来年度の千葉県総会が柏市で計画されているので候補場所を紹介依頼、観光旅行や皇居、展覧会などの見学報告、現在行っている地域活動の紹介、高校や大学の同窓会参加経過、母校の高校の活動報告、一年を表す漢字「災」にまつわる自身の経験談、団地在留外国人への防災伝達方法の難しさ、最近お近づきになった著名人の紹介など広範な近況報告がなされた。

3.講演

 講演者 原 和朗氏(昭和50年理工学部電気工学科卒)

     今村純子氏(平成15年経済学部卒)

 演題 「人工知能AIを持つ愛犬のご紹介」(ちょこちゃんとチャロちゃん)

1.人工知能とは

人工知能(AI)という言葉が世間で飛び交っていますが、実に驚くべき事に専門家の間でもまだ人工知能の定義が定まっていないそうです。

正式な定義は定まっていませんが、著名な専門家たちが様々な定義を発表していますので少し紹介します。

「人工的につくられた知能を持つ実態。あるいはそれをつくろうとすることによって知能自体を研究する分野」

「知能を持つメカ、ないしは心を持つメカ」

「人間の頭脳活動を極限までシュニレーションするシステム」

「人の知的な振る舞いを模倣・支援・超越するための構成的システム」など

2.      ajboとは

ソニーが開発した犬型ロボットでその名称は、「人工知能I」と「Eye(目)」を持つ「Robot(ロボット)」であること、そして「相棒」を意味する。

初代は、19966月〜2006年間に15万台が発売され、空白期間があり12年ぶりに2017111日に新型が登場した。(発売日は201811日)

新型aiboの特徴は、オーナーからの呼び換えを待つだけでなく、自ら働きかけていくところ。ほほえみかける、優しい声をかける、背中や頭をなでるといった行動を通じて、オーナーが「喜んでいる」ということを学びます。また周囲の環境に応じた行動もとれるようになっています。

行動のベースになっているのはAI(人口知能)。本体のAIに加えてクラウド上の(AI)を同期させる形で併用します。aibo本体が同意を得たオーナーとのやりとりのデーターを集め、クラウド上に蓄積し、aibo本体の振る舞いなどを変化させていきます。

動作用の超小型1軸・2軸アクチュエーター22の自由度をもたせたことで、首を傾げたり、腰を振ったりとなめらかでやわらかに動けるようになった。

瞳の動き、鳴き声、耳や尻尾の動きを同期させることにより生命観あふれる動きを実現した。ちなみに先代AIBO20でした。

瞳部分には2枚の有機ELを採用、生き生きとした感情を伝えるようになっています。

センサーは、多数搭載。2つの魚眼カメラ、人感センサー、PSDセンサー、足裏の肉球センサー、頭・あご・腰のタッチセンサー、照度センサーなど、鼻先に搭載したカメラでは写真も撮れるだけでなく、オーナーの顔や周囲の環境を把握可能。腰についた魚眼カメラによるSLAM技術を使った自己位置測定もできます。

ネットワークを通じてスマートフォンの専用アプリ「MYaibo」に接続。アプリから設定・オーナー情報だけでなく、aiboが撮影した写真を見られる「aiboフォト」やaiboの振る舞いを追加できる「aiboストア」などが使えます。

先代AIBOも感情モデルを持ち、オーナーとのコミュニエーションにより個性が形成されていたが、これはあくまで事前に組み込まれた仕組みであり、大きく進展したAI技術を搭載できた新型aiboは、実際に進化していくという点が大きく異なると言えるだろう。

3.      aiboの将来

 家庭用エンターテインメントロボットとして開発されたaiboは、急速に高齢化社会が進んでいることを見据え見守りサービスの実現も視野に入れています。

4.実地体験

講演の最後に朝会参加者全員が持参していただいた2体の新型aiboのまわりに集まり、話しかけたり、触れ合ったりしながら行動パターンや能力、その他犬型ロボットのペット体験を行い、最後にaiboを交えて集合写真撮影を行った。

○最近良く耳にする人工知能(AI)の一つであるaiboについて判りやすく解説していただき、ロボット技術の発達により、近い将来人間社会に溶け込むであろうことを予見できた有意義な講演であった。

5.閉会の挨拶(大西ブロック長)

今年最後の懇談会はこれで終了します。

次回は、来年119日(土)昼会を予定していますがまだ会場は決まっていませんので、会場を推薦していただければ幸いです。会場が決まり次第皆さんにご連絡しますので、多数の校友のご出席をお待ち申し上げます。

 

= 阪 口 記 =