春は大分そこまで近づいてきて、
温かい日には、遠足で外を、子供
たちもと、歩きたい陽気です。
海に近い平野では一面に菜の花が
見られますが、山に挟まれここを
流れる千曲川沿いの急勾配にも
ずっと沿って咲いています。
伊賀良村は冬は雪が少なく、春の
訪れも早いですが、長野では積雪
も多く朝から、春の訪れまで雪か
きに追われます。
逓信総合博物館で開催中の
原田泰治 ふるさと心の風景 展
です。アメリカやブラジル、
メキシコほか中米3カ国で取材
旅行や展覧会を開いたり、
上海金山農民画協会(中国)、
ナイーフ美術協会(クロアチア)の
(名誉)会員など、世界的に活動
しています。今回は、計80点が
切手になった日本のものです。
見た風景を見えるようにその通り
写実せず、心に映る風景を色使い
の綺麗さと、ものを的確に捉えた
単純化で表しているように感じま
した。中に描かれる様々なものの
一枚の中にある全体のバランス感を
どの作品からも受け、作品を見た人
に写実的、そのものの感じを与える
と思いました。
その中にいる人に限っては絵本
の登場人物の様です。
綺麗な光が反射してくるような。
丁度良い明るさを放つ、
色使いです。
中越地震の復興のため、山古志の春
としての作品です。親友で諏訪市
原田泰治美術館の名誉館長のさだまさし
さんとも頻繁に訪れたということです。
ちょうど福島の復興も様々な方面で
取り上げられていますが、実際の展示
作品や手元の画集は以前の作品で構成
され、最新の画もありましたら
見たいです。
温かい思い出から
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