Portrait of a Young Man

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17で親方となり自らの工房をかまえる
資格を得て、その4年後にははやくも
フィレンツェへ拠点を移し、独立を試
みました。

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ラファエロ、23歳ぐらいの自画像です。
作者の署名はないですが他の肖像画と
非常によく似ているため自画像と判断さ
れます。
「もっと知りたいラファエロ 生涯と作品」
池上英洋 東京美術 (他の作品の説明や人に
ついても参照)には、立体感の欠如、
生気の無さ、解剖学的不正確さから他の
画家の手に帰すべきということです。
私は他の作品と同じくキャンバスから
こちらを見て、与える印象からと思います。

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レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ
と同時代を生きた画家です。ラファエロは
数世紀にわたり常に美のカノンであり続け
たのに、日本に限っていえばそれほどまで
は取り上げられていないのが実情です。
このモデルはいまだ謎のままですが、
ポーズや微妙な陰影の表現にはモナリザの
表現が見られます。個人の資質まで感じ
させる表現力(同書)です。
私も際立つものは表情の豊かさと自然さ
と思います。

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"大公の聖母"の聖母子像です。優しげな
マリアと、愛くるしいイエスが描かれて
いますが、大公とはハプスブルク家につな
がるトスカーナ大公フェルディナンド3世の
ことです。黒い背景は後の誰かが塗りつぶ
しました。

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現在すべての解放部にガラスが嵌められて
いますが、アーチが外側に並んだ開放的な
空間でした。ロッジャでヴァチカン宮殿の
中庭を囲む一面です。

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目はすきとおった水晶体に映りこむ自然光。
フランチャスコ・マリア・デラ・ローベル
と考えられての前に女優さん(日本人?)、
女性と思ってしまいました。リンゴを持つ
青年です。

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夕暮れ時、見た後に緩い下り坂を下り、
ここのブログに紹介するまでに少し経って
しまったので、桜は早咲きです。
国立西洋美術館で開催中の
Raffaello
ラファエロ
です。
(ラファエロ・サンティオ(1483~1520))

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花嫁特有の仕草から、ラファエロの婚約者
だったマリア・ビュビエーナと考える向きも
あり、ラファエロが愛した女性?
フォルナリーナともいわれます。

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腕輪には"RAPHAEL VREBINAS"
(ウルビーノのラファエロ)と描き込まれ
ていて、秘めたる花嫁という伝説が生まれ、
後生、文学や歌曲にたびたびとりあげられ
ます。

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ムーサの頭部です。ミューズ?

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彼が37歳でなくなる2年ほど前に描かれ
た自画像と一番弟子でその後工房の運営を
引き継いだジュリオ・ロマーノともされます。
2人の男性のしぐさには親密さが漂っています。
剣を手にし顔を後方へ向け、鑑賞者の視線を
ラファエロへといざないます。

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コーチオードリー from コーチオードリー on 2013年6月 6日 22:00

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