房総をローカル線にゆられて

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大原沖に良好な漁場が広がっていて伊勢エビ
の水揚げ量では日本一ということです。
海女さんでないので、潜って捕まえたのでな
く、前日夜の皿の上にいて美味しくいただき
ました。

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前の日に来る時は内房線に乗り、この日は
外房線で(ほぼ)、房総半島の海を見ながら
でした。大原からいすみ鉄道に乗り換えて、
何両かの車両でがたごと内陸に向かい入って
いきました。

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お城が見えてきました。里見氏を押さえるよ
うに、家康の四天王の一人本多忠勝を配して
造られた大多喜城です。

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大正元年に県営人車軌道線として大多喜駅
までの開業に伴って駅舎も設置されました。こ
の日はドラマのロケか何かでしょうか。マニア
ってここまでやりますか。また、天然ガス
発祥の地であり駅前に記念のガス灯があり、
夕方にはレトロに灯るということです。
ここで先の電車に乗り、いすみ鉄道の終着駅、
上総中野駅へ向かいました。昭和9年に延長し
ました。小湊鐵道五井駅から昭和3年に開通
しており、市原の海の方まで出られます。

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滝見そば(養老牛など)


私の方は、昼時でしたので、日が暮れるまでに
乗っていければいい感じで、養老渓谷を歩こう
と思っていました。

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ガイドブックには小湊鐵道の養老渓谷駅から
バスに乗ってとありますが、中間の乗換駅で
ある上総中野駅で電車を待っているとバスが
入ってきました。運転手さんに聞いてみて乗
りました。本数があまり多くないので、すぐ
にちょうど乗れてよかったです。

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もうだいぶ夏にこの頃もなっていたので、
子供連れの水浴びや、網や竿で魚を捕る人
が何組か、粟又の滝で遊んでいました。

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万代の滝までは、ここはそれほど何分も歩か
ず見つけられました。ガイドに載っていない
滝もあります。ただ、次の滝がなかなか歩い
てもどこにあるのか見つからない感じで、
渓谷沿いの遊歩道を散策しました。

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空気が川沿いで、木陰でひんやりとしていて、
暑く照りつける太陽の時期、リフレッシュ
できると思います。

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昇竜の滝

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見返の滝

それから一旦川沿いから離れて

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小沢又の滝とこの滝の辺りは地元の方は
普通に思っていたそうですが、
滝がいくつもあって綺麗に思ったので、
都会から移り住んできたそうです。

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人が見れるように階段や展望スペースを
整備しているということです。カジカガエル
の鳴き声を録音しに来たという方と話したあ
と上に階段を登り戻り、アイスクリームを食
べながら一休みです。

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そのあと休日の最終バスもあるので、そちら
までツツジとクマガイソウの花で有名な
水月寺に寄り、向かいました。木と紫陽花の間
にある葉っぱはクマガイソウかもしれませんが、
花は終わってしまった様です。

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滝からのの途中で見かけた男性とバス停で話し
ているとつくばの方から来て、うちの方では侍
のテーマパークがあって主に撮影に使われてい
ることや袋田の滝が凍る時期に行ったことを聞
いて、養老渓谷駅に出ました。

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最終バスでしたので、ここまで来るとこの日中、
家に着くめどがつきました。電車の中に、暗く
なりかけた車外を見ながらずっと乗っていまし
た。それまで小湊鐵道を待つ時間、鐵道で来た
人は無料の足湯で、歩きすぎなかったぐらいの
足をケアです。壁にかわいい雨蛙がいましたが、
お湯の温度には入れないと思いますので、捕ま
えても、外に逃がしてあげてください。

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