阪神の流れ変え得なかった幾つか

第3戦に入って、試合らしい試合で、
阪神ファンにには面白い野球が見られた
一夜でしょう。ジャイアンツは、追い込ま
れて後がなくなる前に、何とかしたい
チャンスが幾度かありましたが、打撃は実
を結ばなかったです。巨人のピッチャーも
何度かの場面はしのぎましたが、阪神の勢
いを結局は止められましんでした。

cs304.jpg

クライマックスシリーズ ファイナルステージ
巨人 対 阪神 第三戦
東京ドーム 2014/10/17(金)

cs306.jpg

初回の阿倍のタイムリーヒットと3回の
亀井のホームランで2-0とリードして
巨人のペースで試合が進みそうな展開
で序盤を終えました。

cs307.jpg

4回の表。阪神はワンアウト満塁の
チャンスになり、2アウトから杉内から
キャッチャー藤井の打った打球は左中間に
飛び、センター長野がファインプレーを見
せました。2アウトなので1塁からも走者
が生還し、阪神が逆転する場面を防ぎました。

cs311.jpg

6回には阪神ゴメスのタイムリーヒットで
2-1と1点差にせまり、ヒットで続き
ワンアウト1、2塁となり、巨人は西村に
投手交代。代打の福留が出て来て2塁打
を打ちます。2-2の同点です。阪神の
チャンスが続き1アウト2,3塁。2アウト
となり阪神の先発メッセンジャーに代打新井貴。
ここを、西村は持ちこたえました。試合は振り
出しに戻りましたが、クライマックスシリーズ
の流れは引き戻せないのか、巨人は何とか耐え
たようでもありました。

cs303.jpg

この場面、阪神の先発メッセンジャーは
3安打2失点。8番大和を敬遠四球という
ことで、巨人はピッチャーを代えて欲しかっ
たのかあるいは足の速い大和の内野安打を
警戒したのか、新井のカウントが1-3まで
行ったので、かなり際どい場面であったと
思います。

cs301.jpg

7回の表に、ジャイアンツは山口が登板し、
ゴメスが最終的に2点タイムリーを放って
2-4に阪神が逆転しました。

cs305.jpg

5,6、7、8回裏と巨人は毎回のように
ランナーを出しますが、得点をあげられません
でした。2ストライクまで我慢しての
ノーアウトの四球のランナーの後や、レフトの
正面を突くライナーなど、何か起こりそうな、
でも、まだ巨人は何としても点をもぎ取ろうと
するのが薄いような。

cs302.jpg
点鶏〼弁当 (天取マス)

阪神は、6、6回途中、8、8回途中
と小刻みな5人の継投を見せました。
これだけ投手をつなぐと、その日誰か調子
のよくない人がいても良さそうではあった
のですが、巨人にランナーがいて長打が出
れば同点、あるいは逆転の場面、
みんな得点を許さなかったところは
すごいところかもしれません。

cs309.jpg

最後、9回裏2アウトで、阪神クローザー
呉昇桓から亀井が打ちます。センター
大和が左中間に走り、ダイビングキャッチ
して試合が終わりです。

cs310.jpg

No TrackBacks

TrackBack URL: http://www.melotone.net/sfjournal/mt-tb.cgi/76