2016年7月 Archives

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イタリアのルネサンス期を代表する画家として活躍し、芸術の歴史を通しても賞賛され世に認められるサンドロ・ボッティチェリは、1445年頃、皮なめし業を営んでいた両親のもと4男として、フィレンツェの湖畔で生まれました。サンドロ・ボッティチェリ胸に手をあてた若い男の肖像彼の一番上の兄が大食いの大酒飲みであったため、小さな樽(ボッティチェロ)とあだ名され、そこからサンドロは、ボッティチェロないしはボッティチェリと呼ばれました。ラーマ家の東方三博士の礼拝「ボッティチェリ展」 Botticelli e il suo tempo  (2016 ~4.3) 東京都美術館  では、ボッティチェリ本人の作品も数多く来日し、同僚でライバルとしてのフィリッピーノやその世代の作品も数多く共に展示されました。フィリッポ・リッピヴェールをかぶった女性頭部の習作フィリッピーノ・リッピ聖母子、洗礼者聖ヨハネと天使たちフィリッ...
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