湖の湖畔から、カヌーで漕ぎ出しました。湖の
真ん中を悠然と進むのですが、堤高が86m
あるといいます。
私の住んでいる近所の水辺では深いところ
では数メートルなので、底はちょっと想像でき
ない深さです。水面に浮くのではなく下に沈ん
でしまうと、南国でも湖の底はすごい冷たいと
思いました。
水面の景色は、両岸の際から上がったところ
には木々が生えています。なので大自然の中
をカヌーで進んでいて怖いとかはあまり感じ
ないと思います。海のように波があるとか、速い
速度で水が流れ落ちる渓流でもなくて、穏やか
な雰囲気です。
ライフジャケットを着用していて、落ちても
たぶん水面には浮かんで、同行しているほかの
カヌーが助けてくれるとは思いました。
記憶というか、やんばる学びの森を訪れた昨年
の夏の記録を書いています。これから訪れる冬
の時期も、見られる魚や動物、木々の様子も違い、
気候も寒くはないと思いますので、またそのうち
機会があれば訪れたいです。
この夏に、私は初めてカヌーを漕ぎました。
調べてみると、安波ダム(あはダム)は水道用水や
工業用水の供給を目的として昭和57年3月に
建設されたとあります。やんばるには9つのダムが
あり、水がめとなっています。導水管を通し、人口
や産業が集まる平地が多い中南部に水は供給
されています。
カヌーで漕ぎ出した日は天気も良くて、和やかな
感じでした。私以外ではガイドさんの男性と、3人
で参加していた女性陣でした。お客さんが複数で
ないとツアーは敢行しないようでしたので丁度
ついていたような具合。
カヌーは2人乗りでしたが私は漕いだことがなく、
私に一艘だったので、最初はまっすぐに進まず、
ちょっと後から追いかける形でした。上流の川に
入っていくと川幅が狭くなり、浅い岸に乗り上げて
身動きがとれなく、はまってしまいそうになりました。
そこからさらに上流に進んだ後、岸辺にカヌー
をあげて、堆積した石の上を歩いて進みました。
渓流の流れの中で深さが身長ぐらいあるところ
でツアーはスイミングの時間。泳いだり岸辺に
突き出た岩の上から何度も流れる水に向かって
ジャンプ。
お菓子とお茶をガイドさんが持ってきていて、
木陰で休憩をとりました。横から捕まえたトカゲを
渡してくれて、指でつまんで持ちます。キノボリトカゲ。
しっぽを手で掴みます。噛むからということですが、
トカゲは自ら尻尾を切って逃げません。うちの近く
で観られる種類は、塀や幹を登るのはヤモリで
トカゲは木を登らない種類です。
休憩時間の後、魚を網で捕まえます。水槽の
金魚用に売られている20センチくらいので、
最初は追い回してみたものの、石の陰に隠れて
いるものを素早く掬いあげようとしました。水の中
をいつも泳ぐ魚たちはなかなか捕まえられなかった
ですが、1匹だけとれました。
沖縄の方が飲料とする水の多くはは人口の少ない
北部の地域で賄われていることを知りました。ダム
は人口の建造物なので、そこに住み魚や生物に
ついては自然と同じなのか関心がありました。
マリンスポーツや観光スポットでは、砂浜や海上
周辺が取り上げられることが多い印象ですが、
淡水や森の中の水辺の周辺を自分で漕いで
移動するのも新たな経験でした。
やんばるの森をカヌーで
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