2014年5月アーカイブ

はじめての立法レッスン

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日本も変化に直面しているし、
世界も廻っています。

人々の日常からや企業の市場での行動
では、解決できない、今顕在化してきた
実際の人々のニーズに対して
政治は、特にこの前の担当者は、
問題を良い方向に導くことができた
でしょうか?

一度出来てしまったルールが正しい様
であるとしますか?ルールありきで、
結局のところ省益の拡大していて、
そこに関わる人々は世の中を良くしよう
と働いているのでしょうか。それとも
自らの出世欲で動いているのか。

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ニッポンの変え方おしえます
はじめての立法レッスン
高橋洋一 監修
政策工房 著
春秋社

では、立法の視点から問題を捉えて
います。

法律を作る 立法
法律を施行する 行政

の両方について、日本の場合は官僚が
握っているのでというところがあります
ので、本当の意味での政治主導が求め
られます。議員立法は少なく、また
骨抜きになっているようです。

予算・情報・政策を立案するスタッフは
みんな官僚の方が持っているという
ことです。

議員は所属する土建、建設、農業、各
ビジネス、福祉などの各業界団体の利益
を代弁する族議員であることや、自分の
選挙区の挨拶回りに秘書も予算も割いて
いて、結局のところ特定の利害関係者の
利益を追求しているのが現状ではないで
しょうか。法律を立案する能力のある
スタッフを擁してとか、国全体の必要性
のために、また新しく出てきた深刻な
問題に立ち向かう能力ということに関し
て今、真剣に立ち向かう人もいる一方、
次の選挙では勝つことばかりの人も多い
と思います。

そんな現状であって、政策を立案する、
新しい法律を作ることを官僚に丸投げし
ている。または必要な情報を基に必要な
施策がきちんと、骨抜きにならず、法が
成立して担保されるようなっていない。

著者の政策工房は議員サイドから、その
様なことも含め活動をするシンクタンク
ですので、専門的なスタッフとして、
古いものはもので見直しもし、新しい
ニーズを公共の場で満たす、実際的な
役割に対しての期待が大きいです。

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