雨が降っていない日、千葉ポートタワーへ出かけました。
大学生くらいの若い頃、千葉県立美術館に来ていましたが、ポートタワーのある千葉ポートパークには長いこと来ていませんでした。その時は帰り、千葉みなとからモノレールの下をかなりの距離歩いて千葉駅に出ました。今週着いてみて、駐車場が無料だったので、少し費用が浮いてラッキーな気持ち。
写真を何枚か撮ったあと、ポートタワーの入り口に行って、本日の眺が載っていました。天候は梅雨の間の曇り。高いところから市内は見渡せますが、東京スカイツリーもギリギリくらい。富士山や筑波山もこの日、視界では確認できません。
コロナの現在、ビュッフェレストランも休業中。公道を徒歩で歩き、一階がパチンコ屋のレストランで天麩羅と日本蕎麦の季節定食を食べました。千葉ポートパークへ戻る途中、千葉港めぐり観光船の施設にもレストランがあったので、夜景の季節の晴れ渡った日、再訪もあると思います。
ポートパーク中に咲く花で、丁度見頃を迎えているものも幾つかあります。花壇の薔薇、樹に咲くタイサンボク、アメリカディゴ、一面に広がるシロツメクサ、咲き終わった後が何故かラベンダーに似ているムラサキツメクサ、美術館の脇の紫陽花。
公園内は混む程には人はいなかったですが、家族連れで来ている人たちは浜辺沿いに見られました。千葉港ですが、砂浜が綺麗に整備されています。そういえば私的には、コロナの期間中海にも来ていませんでした。
チケット売り場から、展望フロアのある4階、エレベーターで地上113mの高さまで上がります。外の風景と千葉ポートタワー内を仕切るガラスはハーフミラーガラスが使われています。スパッタリング製法で金属を吹き付けられたハーフミラーガラスは、強い日差しを遮るだけでなく、太陽や雲の動き、空の色の変化によって様々な表情を見せます。
3階、2階と階段を降り、1階までエレベーターで降ります。案内の女性が付けていたバッチと同じものでなく、2回廻したガチャガチャはマグネットでした。看板のあった“大恐竜パーク”の分、ミニぬいぐるみもお土産になりました。
公園内を小道に沿って蛇行し、ベンチでながら休み、ポートタワーを外から眺めて、美術館にもやっぱり行くことにしました。到着したのは午後3:00を少し過ぎた時間。閉館は4:30でしたので、1時間と20分位の滞在になります。絵画サークルの展覧会と常設展。著名な画家や美術館の企画展はやっていませんでした。美術館にもコロナの影響が強く出ています。
最近の美術館は、日本でも写真撮影が認められ来ているみたいです。フラッシュは禁止ですが、絵画も撮っていいみたいです。この日に私は残していませんので、中庭の風景になります。
折角、19世紀や20世紀の洋画(日本人の物が主)を収蔵したのに、コロナの経済状況やその中での芸術の扱いで、私達の余裕がなく、指向も変わっていて、観る人が多いといいなと残念にも思います。