毎夜11:45分ごろから十八回、750年も続いて送り鐘を鳴らすのですが、この日は少し遅めの昼食の後、昼間の時間帯に東福寺を訪れました。東大寺の「東」と興福寺の「福」、どちらも奈良の有名なお寺ですが、そこから名前を取って付けられた、東福寺。京都駅より南の方に位置します。京都の大仏も以前あって、調べてみると大仏の片手だけ現在も本堂(仏殿)に安置されています。明治14年の火事で大仏は焼けてしまったということですので、大昔ではなくあったということの様です。駅から歩いてお寺の入り口へは偃月橋を渡って来ましたが、その橋の上からこれから訪れる境内の方角への眺があって。東福寺三名橋と呼ばれている、谷を橋で結んでいて、時季が会えば紅葉で色づく風景を眺められると想像はできました。私が訪れた時期は秋深まる頃から少し前の季節。まだ卵を産んでしまわず、餌を採れるぎりぎりの頃だったと思います。東福寺は天皇より初めて国...
Continue reading 色付く前の季節に渡った橋.