赤い服を着て、読書を中断しながら少し遠くを見ている秋の日。層積雲の様な雲が筋状に下の方から広がっています。人の心に染み入るような竹久夢二の抒情は、古き日本の情緒を伝え、移り変わる時代の最先端を読み取っていました。絵画、デザイン、詩文と広い分野に作品を残した彼の、港屋絵草紙店の作品を中心にまた数多くの所蔵品の中から他の作品も展示しています。竹久夢二 乙女のためのデザインワーク ~大正のレトロ&かわいいを発見!~竹久夢二美術館(文京区)で開催しています。併設の弥生美術館では、村上芳正と高畠華宵の展示をしています。 ブログの画像は、その他にも竹久夢二伊香保記念館夢二郷土美術館所蔵のものからも(もっと知りたい竹久夢二 生涯と作品小川晶子 東京美術)紹介しています。美しいもの、可愛いいもの 不思議なもの、とりわけ半襟・羽子板・人形・絵双紙など、夢二が好んで企画・デザインした商品を直接客に手渡せるブ...
Continue reading 抒情に描かれる大正美人.