利根川の先、十六島に咲く花

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これから台風の季節なので、雨や風で動
きがとれないこともあると思いますし、
昨日も竜巻で近くでも大変だったようです。
水瓶の問題、レインシーズン以来の
まとまった雨の恵みも必要なこともある
でしょう。

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その前の梅雨の季節には毎日の様に雨が
降り、あやめが咲き、手こぎ船での結婚
式の船の上の男性・女性を見るだけでな
く、去年佐原の大祭秋祭りの時に訪れて、
話の出来たミスあやめの二人にも最後に会
えたかもしれません。6月のアヤメ祭り
の時にミスコンテストがあって新年度の
ミスあやめに引き継ぐぎます。私は少し
忙しくその水郷佐原あやめフェスティバ
ルに訪れることはできませんでした。

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はす祭りも7月から8月にここの水郷
佐原水生植物園であって、今書いている
のは9月初めですが、行ってきました。

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家の近辺から北総線で成田で乗り継いだ
のですが、印象としては、乗っている時
間、つまり成田空港にはすぐに着きます
が、本数や待ち時間など時間を消費して
しまいました。

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その成田までの電車の中で、コンベンシ
ョンがあり来日して、ネザーランドへ帰
る途中のオランダ人の男女二人と隣に座
り、女性はボールペンで手紙のようなも
のをずっと書いていました。男性は大学
院生で、胎児の状態を把握できる小型の
機器を開発する、また普及の研究をして
いるということでした。

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外国人の使う電車にしても、私たちの乗
っている路線が速いということでしたが、
実際は県内から40分に1本ぐらいしか空港
に達するものはないので、千葉県民の利用
する成田空港に、住んでいる人が行くのに、
都内から空港までどこも停まらない京成
スカイライナー(千葉ニュータウン廻り)は、
どこか千葉県内(新鎌ケ谷、東松戸など)に
最低一カ所は停まり、千葉県民を乗せて行
くように、森田健作 青春スピリッツ!
にメールしてみようかとも思う程です。
それで、停車するようになれば、埼玉県や
茨城県内からの人の利便性も格段に向上
すると思いました。

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佐原にこの日に付いたのが遅くなってしま
い、やさしい感じの女子高生がそこまでは
教えてくれて、バス停を見てみたのですが、
休日の今の時間帯での水生植物園行きは、
もうないみたいでした。ここで魚介豚骨つけ麺

です。

    

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はす祭りもけっこう有名なのですが、
あやめ祭りの臨時列車の様に、交通
は頻繁ではないようです。

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タクシーの中では、我孫子には反対に利根
川の内側でも茨城県がある話や、深海のい
きものたち(県立中央博物館分館)がやっ
ている話などをしました。水郷佐原水生

植物園の受付で帰りバスの最終時間を聞くと、
時間的には見られなそうでした。

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園内では、あまり咲き終わってしまった
ハナショウブなど、あやめの跡が目立つ
訳でもなく、数々の品種のはすが池にも、
専用スペースにも鉢にも咲いていました。
300種以上あるそうです。

 

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早朝観蓮会や象鼻杯、はす茶のおもてなし
などのイベントは朝にということで、遅く
着いてしまった私などは、終バスまで、
ゆっくりと園内を回りました。

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佐原の中心部に千葉県に唯一あるという関
東鉄道のバスで戻りました。2時間に1本
ぐらいの休日に本数のない佐原中心部行き
のバス、鉾田からの東京駅行きガスが来る
時間が10分ぐらいしか違わなかったので、
競合もしているのかなど運転手さんと話し
乗っていました。

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着いて夕方になっていて、駅近くの観光案
内所に入り、これから行ける先を伺いまし
たが、伊能忠敬の史跡などは、もう閉まっ
てしまう時間帯で、佐原の町並みや、そこ
での買い物もオススメですが、勧めてもら
ったバスに乗り香取神宮へ行くことにしま
した。

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香取神宮は出雲の国譲りの神話から始まっ
た神社の神様で、創建は神武天皇十八年
(紀元前643)と神代の時代まで遡る古い
歴史のある神社です。

    

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また今年は、出雲大社平成の大遷宮
迎える年です。前回のブログ記事に伊勢神宮
の遷宮とも書いたのですが出雲神宮と伊勢神宮
が同じ年に遷宮を迎えるのも稀なようです。
香取神宮では式年遷宮大祭は20年に一度行
われていたとされていますが、戦国時代以
降、式年遷宮が行われなくなり、替わって
12年に一度ずつ神幸祭を行うことになり今
日に至ったとされています。

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現在の御社殿は元禄十三年(1700)徳川綱吉
の造営に依るものです。訪れた日には総門と
本殿が改築の為でしょうか、カバーが被
さりよく見られなかったのは残念でした。

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"神宮"の御称号は明治以前には、伊勢、
香取、鹿島のみだそうです。奈良の
春日大社、宮城の鹽竈神社を始めとして、
香取大神を御祭神とする神社は全国各地に
及んでいて、広く尊崇をあつめているそう
です。4/15には、御神輿を中心として氏子
数千余名の奉仕員が行列を組み神宮を出発
し津宮へと進み、利根川沿いの鳥居河岸よ
り御座船に移り、船上祭、ついで鹿島神宮
による御迎祭が行われた後、利根川を遡り、
佐原河口へ御上陸し御旅所に御駐泊します。
翌16日も同様に行列を組み、市内を巡幸し、
陸路を神宮へ還御というかたちで斎行され
ているそうです。

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老人像(右)"竹内宿祢"、壮年像(左)
"藤原鎌足"があります。 額は "東郷平八郎"
の筆です。

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神徳館の子供たち

その日の気候もあり買ってこれませんでし
たが(お団子はお土産に買いました)、
水を庭に張っておくとボウフラが湧くため
メダカなどを入れました。現地で、さまざ
まな種類のメダカを売店で売っていました
が、ペットショップでないので、酸素
(空気)を入れて口を縛ってくれるようで
もないですし、暑さで家まで生きている
保証はないので、花の刺繍がある風呂敷と、
はすの種を購入しました。播種が4月~6月
で、1月以上か、もう少し遅い様でしたが、
根が張れば来年は咲く所まで行くと聞いて
来ましたので蒔いてみました。

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種の尖っていない方を切って、まず少し水
の中に入れておきます。おまけで切った
2個ほどもらい、確か5っ入の種のうち1つ
は形状が丸すぎて、家のハサミやラジオペ
ンチで切れなくて、やってみて2/6ぐらい
の発芽率です。殻の中側の種をもしかした
ら、朝顔のように少し傷つけた方が良かった
かもしれません。出ない種から虫が沸いた
ので、寄生されるものもあるかもしれませ
んでした。2つのうち一つは地下茎(一部
水面からも見えます)が伸びてきていてう
まく行きそうですが、もう一つはちょっと
元気ありません。

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古代蓮(行田市)や子供の頃夏に帰省して
いたお堀に行って、種を沢山採ってきたら、
庭にも、もしかしたら育って、蓮の花を
見れるのか。まずは佐原の蓮の花からです。

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